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[講演概要]研究報告講演

G-39 “プロジェクトがビジネスを牽引する時代”の戦略的アプローチ 〜 経営戦略実践におけるポートフォリオ、プログラム、プロジェクトマネジメントの勘所

研究報告講演
事例・手法
ポートフォリオ/プログラム

【受講で得られること】
経営戦略を実践するうえで、ポートフォリオマネジメントやプログラムマネジメントが有効であることを学ぶことができます。
具体的には、次のようなことを説明できるようになります。
・なぜ、今ポートフォリオ、プログラムマネジメントの取組みが必要なのか
・経営戦略にそったポートフォリオ、プログラム、プロジェクトの全体像について
・体系的なアプローチの具体例について(プロジェクトの優先順位付け、目標設定、組織など)





講演概要


近年、企業・組織は様々な変化に直面し、その変化に対応すべく経営戦略を立て、既存事業の維持発展や新規事業への取り組みを実施しています。その経営戦略を実践するアクションはプロジェクトであり、多くのプロジェクトを立ち上げて実行しています。今やプロジェクトの成否がビジネスの成長を左右するといっても過言ではなく、まさに“プロジェクトがビジネスを牽引する時代”といえます。ただプロジェクトは複雑化し不確実性が増しており、必ずしもプロジェクトが成功しているわけではありません。またプロジェクトのQCDを達成したとしても経営指標が向上しないといったこともあります。  
これらの状況においては、プロジェクトマネジメントだけではなく、複数のプロジェクトを束ねて経営戦略に整合した成果を創出するプログラムマネジメント、および経営戦略に整合したプロジェクトの選定・優先順位付けを行うポートフォリオマネジメントを取り入れることが必須となってきております。  
本講演では、ポートフォリオ、プログラムマネジメントの必要性、プロジェクトを含めた全体像、体系的アプローチの具体例など、実践にあたっての勘所を交えてご紹介します。

講演者プロフィール


尾﨑 能久 氏  富士フイルム医療ソリューションズ(株) 取締役

PfMP®, PgMP®, PMP®, P3O®Foundation   
同志社大学工学部を卒業後、横河電機(株)にて石油精製プラント向け制御システム導入などの大規模プロジェクトを担当しプロジェクトマネージャーの経験を積む。その後、GE HealthcareのヘルスケアIT事業においてProfessional Service部門 (PM/PMO/Training等)の日本の責任者を歴任。現在は富士フイルムグループ傘下の富士フイルム医療ソリューションズ(株)の取締役をつとめている。
著書に「プロジェクト・ポートフォリオマネジメントの教科書」(太陽出版)がある。  

講演グループプロフィール


ポートフォリオ/プログラム研究会

ポートフォリオ/プログラム研究会は、PMI日本支部の研究会活動の一環として、PMI標準の一部であるポートフォリオ/プログラムマネジメント標準を共通基盤とし、戦略実行への体系的アプローチについて、メンバーによる自主的な 『研究・応用実践・情報発信・適用支援』活動を実施しています。近年、様々な変化が継続して発生する状況下で社会課題・経営課題に取り組むには、戦略そのものに柔軟に対応するリーダーシップとマネジメントが重要です。本研究会ではポートフォリオ/プログラムマネジメントを軸に、ノウハウや知見をまとめ『社会課題・経営課題を解決するPM知の普及』への貢献を目的に活動しています。


配信


オンデマンド:7月6日(土)~8月31日(土)


※参加申込み(チケット購入)された方は、7月6日以降にアクセスすることができます。