イベントトップに戻る

[講演概要]研究報告講演

G-18 自律社会に向けたコミュニティ運営への プロジェクトマネジメントの応用 ~さらにその先へ~

研究報告講演
PM一般
アジャイル
【受講で得られること】
自律社会に向けたコミュニティ運営のあり方について知識を得ることができます。
・アジャイルなマインドセットを取り入れた研究会運営方法の実践結果
・デジタルテクノロジーの進化や人々の価値観の変化がコミュニティ運営にどう影響するか
・未来のプロジェクトマネジメント想定したスキルやマインドセットの探求状況



講演概要


本講演では、未来の社会を予測するSINIC理論を基に、「自律社会」(2025年頃~)に向けたコミュニティ(研究会)運営に求められるものをお伝えする。従来の「意識的に管理」されたワーキンググループの限界に直面した我々は、新たな取り組みを模索ながら研究会の運営を経験し、そこから得られたコミュニティ運営のあり方について提案を行う。 

当研究会の結論として、コミュニティ運営において重要なのは、メンバーの内発的な動機や共感を生む場を提供することだと考えている。このような場の運営のヒントとして、アジャイルなマインドセットを取り入れた運営方法の実践結果について述べる。これらの実践結果と考察から、未来を生きる私たちが必要とするスキルやマインドセットについても探求していく。 
さらに「自然社会」(2033年頃~)に向けて、デジタルテクノロジーの進化や、人々の価値観や認知がどのように変化しコミュニティ運営に作用するかを考察し、プロジェクトマネジメントの観点で仮説を述べる。 この講演を通じて、「自分たちが所属するコミュニティのあり方」を考えるきっかけとなり、より善いコミュニティ運営につながることを願っている。

講演者プロフィール


大西 徹 氏  ナレッジナッジ合同会社 代表社員

クライアントのサービス開発支援を行う、起承転結人材モデルの『承』(1→n倍化)の人。  

PMI日本支部 関西ブランチ副代表、副運営委員長、PM創生研究会副代表  
・業務用アプリ開発、システム導入、 ITインフラなどのPgM、PM、PMOを多数経験  
・開発マネジャー時代に、顧客を巻き込んでアジャイルアプローチの導入をリード 
・工業薬品メーカーの研究所にて、機能性材料の開発や医農薬中間体の開発に従事していた  
行動指針 「自律したオトナが増えるために、自分は何をすべきか、日々学び行動する」  
愛媛県出身、兵庫県在住、ときどき首都圏オンサイト業務、主業務はリモート中心でワークしている


伊達 渡 氏  オムロンヘルスケア株式会社 社員

ソフト技術者/SEPGを通じ、現在設計情報管理の革新プロジェクトに取り組んでいる。 

PMI 日本支部 関西ブランチPM創生研究会 代表 
情報処理学会 デジタルプラクティス Vol.8 No.3 に「通信機能付きヘルスケア・デバイスを活用した健康管理サービス20年の進化」の論文を執筆 
第66回電気科学技術奨励賞 受賞 
現在は、「未来のPM」を妄想し、必要なスキルを模索中


堀尾 洋人 氏  PCCW Global (株) 社員

国際通信のデリバリーに従事。所属する会社では、伝統的な通信会社から、テクノロジーの会社になるべく変革中。

その変革のプラットフォームとして、SAFe 5.0 を導入している。
PM創生研では、起承転結型個人モデルを研究中。


講演グループプロフィール


関西ブランチ PM創生研究会

PM創生研究会は、2011年2月に発足した研究会であり、これまで日本フォーラム以外に中国コングレス、EMEAでの講演実績がある。2017年より新しく「関西マインドで世界をワクワク」というビジョンのもと、「これからのプロジェクトマネジメントとは?」という問いに向き合い続けている。

起承転結系モデルを活用した人材育成や組織への適応研究と、SINIC理論などの未来予測を下敷きに近未来を妄想しながら、これから求められるプロジェクトマネジメントに関する可能性について探求を行っている。これらの探求は、今後の研究会運営に関する研究といったメタ認知からの示唆もあり直近の関心テーマとして実践研究を行っている。

配信


オンデマンド:7月8日(土)~8月31日(木)


※参加申込み(チケット購入)された方は、7月8日以降にアクセスすることができます。