イベントトップに戻る

[講演概要]研究報告講演

G-13 DXの次に来るもの~BTABoKに学ぶデジタルアドバンテージへの道~

研究報告講演
DX
PMBOK
【受講で得られること】
DXを実現するために必要なスキルやケイパビリティを学ぶことができます



講演概要


DX白書2023によれば、日本企業は単なるデジタル化の点では成果はあがっているものの、顧客価値創出やビジネスモデルの変革レベルの成果創出は不十分であり、本来の目的「X=変革」に向けてさらなる取組の深化がまだまだ必要とのことです。

私たちIT上流工程研究会でもこうした問題意識を大きくしており、昨年フォーラムではPMBOK🄬ガイド第7版をいかにDXの実践につなげていくかの提言をしました。
今回はこのテーマをさらに深め、DXの真の成果であるデジタルアドバンテージをいかにして実現するかを取り上げたいと思います。
BTABoK(Business Technology Architecture Body of Knowledge)とは、ビジネス価値に向けてテクノロジーを戦略的に利用するための知識体系であり、PMBOK🄬ガイドとも親和性が高いものです。
BTABoKによれば、デジタルアドバンテージの追求こそが、DXによって実現される価値そのものであり、変革はその手段に過ぎません。BTABoKから、このデジタルアドバンテージへのステップを学ぶことはプロジェクトマネジャーのみなさんにとっても意義があると考えます。
本講演によって、一人でも多くの方が新しい気づきを得られるきっかけになれば幸いです。


講演者プロフィール


松井 淳 氏  株式会社アイ・ティ・イノベーション アーキテクチャグループプロデューサー

1990年よりシステムインテグレータにて、製造業、小売業、半導体など様々な業種のシステム開発に従事。
レガシーからオープンに渡る幅広い技術と、企画から運用に至るシステムライフサイクルでの経験を有するオールラウンドアーキテクトとして、数多くの大規模プロジェクトを技術面で主導。  2019年からアイ・ティ・イノベーションにてコンサルティング活動を開始。
BA(ビジネスアナリシス)・PM/PGM(プロジェクト・プログラムマネジメント)と一体となったアーキテクチャ活動を実践すべく、アーキテクト道を邁進中!  
信条は「ステークホルダとの協調が企業変革を成功に導く」。


講演グループプロフィール


関西ブランチ IT上流工程研究会

私達は「プロジェクトマネジメント」、「ビジネスアナリシス」、「アーキテクチャ」 がそろって初めて、 「ビジネス価値を伴う成功」 へとつながると考えています。

これからのプロジェクト・マネジャーは様々な専門スキルを持った専門職と協調し、「ビジネス価値を創造するためのプロセス」 をマネジメントしていかねばなりません。
本研究会では超上流を含めた様々な領域をまたがっての研究を通じ、真の価値を引き出す手法を研究しています。 IT 業界のプロジェクト・マネジャーを中心に、プロジェクトに関わる様々な方の参加を求め、プロジェクトマネジメントをより良く実践するための議論や検討を行っています。

配信


オンデマンド:7月8日(土)~8月31日(木)


※参加申込み(チケット購入)された方は、7月8日以降にアクセスすることができます。