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PMBOK(R)ガイドにはない建設業の実務慣行を詳説します「PMBOK(R)ガイド建設拡張版紹介セミナー」

セミナーの概要、講師プロフィール


PMI日本支部主催 標準セミナー
『PMBOK®ガイド建設拡張版』紹介セミナー

 
2022年9月13日(火)『PMBOKガイド®建設拡張版』紹介セミナーを開催します。


PMBOK®ガイド建設拡張版(以下、「建設拡張版」と略します)の日本語版はPMI日本支部が翻訳を行い2019年7月に発行されています。


PMBOK®ガイドは、建設プロジェクトを含むあらゆる種類のプロジェクトに適用可能ですが、ある側面では世界的な建設業に見られるプロジェクトマネジメントの実務慣行を十分にカバーするものではなくなりました。


このように、建設業は他の業種や適用分野に差異があることから、建設拡張版の必要性が認識されることとなりました。

建設拡張版では、一般的なプロジェクトでは共通とは言えないものの、建設プロジェクトに関して一般に受け入れられている原則が記述されています。


PMBOK® ガイドで記述され世に広く受け入れられている実務慣行等は、建設拡張版には含まれていませんので、建設業の実務者には両方の文書を用いることが強く推奨されています。
 

 

  セミナーの概要


本セミナーではPMBOK®ガイドへの基本的な理解があるという前提で進めていきます。
先ずは、建設プロジェクトとそのプロジェクト・ライフサイクルに固有の枠組みや具体的な特徴について説明します。
次に、各知識エリアについて説明します。
PMBOK® ガイドでは10の知識エリアがありますが、それぞれについて建設業に特有な事項について説明します。
そして建設拡張版では特徴的な2つの知識エリアが追加されています。
“安全衛生・セキュリティ・環境(HSSE)マネジメント”と“財務マネジメント”です。
加えて、建設におけるクレーム・マネジメントについて、付属文書として調達マネジメントの補足情報として提供されていますのでこれらの概要についても説明します。
最後に、建設拡張版の適用事例について講師の実務経験に基づく事例を紹介しながら説明します。

なお、本セミナーは日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)様に協力をいただいての共催になります。


  講師プロフィール

 







米澤 徹也(よねざわ てつや) 
あすか技術士事務所 代表
PMI日本支部 アドバイザー、標準推進委員会メンバー
日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)理事、PM研究・研修部会員
東洋エンジニアリング(株)にて主として海外のプラント建設の設計、プロジェクト業務、プロジェクト管理業を担当し、2020年退職。
現在はプロジェクトマネジメントの普及、教育に従事。










下池季樹(しもいけとしき)氏 博士(工学)
株式会社アジア共同設計コンサルタント 部長
PMI日本支部 PMBOK®ガイド建設拡張版日本語化メンバー、PFM/PGM研究会
土木学会建設マネジメント委員会/プロジェクトマネジメント学会/神奈川県建設コンサルタント協会理事/横浜市建設コンサルタント協会理事
ゼネコンで高速道路、シールドや火力発電所等の建設プロジェクトに従事。
建設コンサルタント会社で土壌汚染対策業務、現在は事業促進PPP等の発注者支援業務に従事。