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講演内容・講師プロフィール

安永 雄玄（やすなが ゆうげん）氏　〔浄土真宗本願寺派築地本願寺 代表役員宗務長〕

「築地本願寺の経営改革」

　日時　 
2021年11月7日（日）15:15～16:15
 
　講演概要　 
　銀行マン、外資系企業、大学院教授から僧侶へ転身した異色の経歴の持ち主で、東京を代表する大寺院である築地本願寺の宗務長（トップの役職）に就任。400年の歴史に安住していた保守的な仏教寺院の経営大改革に取り組む。
　誰もが気軽に参拝できる“開かれた寺”を目指し、「合同墓」、「カフェ」、「サロン」「婚活相談」など時代の変化に合わせた寺院のリブランディングを実行する。
　コロナ禍においては素早くニューノーマルに対応し、自宅で法事を行えるようオンライン化、さらにYouTube「築地本願寺チャンネル」を開設し、コロナ禍でも心を安らげる法話や寺院内で開催するパイプオルガン・コンサートを配信している。
　その経営手腕の評価は高く、テレビ東京のビジネス情報番組「カンブリア宮殿」に2019年、2020年と2回特集された。
　企業経営も寺院経営も同じという考えのもと、安永様が取り組まれている経営改革、組織改革についてご講演いただきます。 

　講演者プロフィール　 
慶慮義塾大学経済学部卒業、ケンブリッジ大学大学院博士課程修了（経営学専攻）
三和銀行（現三菱UFJ銀行）に入行し、その後、外資系大手エグゼクティブ・サーチ会社ラッセル・レイノルズなどを経て、2004年 島本パートナーズヘパートナーとして入社（現在 取締役会長）
2004年 社会人向け専門職大学院であるグロービス経営大学院の専任教授として人材マネジメント、経営道場などを担当
2015年7月 浄土真宗本願寺派の築地本願寺の宗務長に就任、現在に至る

＜著書＞
『日本型プロフェッショナルの条件』（ダイヤモンド社）
『築地本願寺の経営学』（東洋経済新報社）