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講演内容・講師プロフィール

喜多羅 滋夫(きたら しげお)氏 〔株式会社ラック 執行役員 IT戦略・社内DX領域担当CIO、喜多羅株式会社 Chief Evangelist〕

「COVID-19に立ち向かう武闘派CIOのココダケの話」


 日時  
2021年11月7日(日)9:30~10:30 
 
 講演概要  
 「COVID-19」が社会の真ん中にどっしりと居座って、間もなく2年が過ぎようとしています。長期化する移動抑制と、刻々と変化する前提条件。「想定外」という言葉が何度も繰り返されてきました。その中で各企業は、いかに感染を防ぎながら業務影響を最小化するかという、「守り」の対応に注力をしてきました。
 そのような環境の中で、ここ数年多方面で語られる「デジタル活用」は、企業間の進捗状況に大きく差がつきつつあります。日経新聞など各種メディアでデジタルトランスフォーメーションの文字が躍らない日がない中、思うようにデジタル活用の進まない企業も多数あると感じています。
 本講演では、武闘派CIOとして事業会社のデジタルトランスフォーメーションに取り組む中で、実際に取った「事業に効くデジタル活用」へのアプローチとその具体例をお話しいたします。

 講演者プロフィール  
 1989年P&Gに入社。消費者調査や市場データ分析ツールの導入、MaxFactorカウンターへのビューティーカウンセラー支援システムの導入、インドネシアIT部門運営、日本韓国のB2C基盤構築などを手掛ける。2002年にフィリップモリスジャパンに移り、営業支援システムのリニューアルと営業組織改革などを手掛けた後、2008年より日本IT本部長。
 2013年に日清食品グループの初代CIO(最高情報責任者)に就任し、一貫してシステムのグローバル化とITを活用した働き方改革に携わる。2018年 経済産業大臣賞受賞、2020年 DX銘柄選定。
 2021年より喜多羅株式会社Chief Evangelistとして、ITとイノベーションを活用した事業改革支援、および次世代ITリーダーの育成に取り組む。

Project Management Professional(2005年~)
情報処理学会アドバイザリーボードメンバー(2020年~)