セミナーの趣旨

　PMI日本支部では、未来を創造する担い手である若年層を対象に、2021年から「未来創造セミナー」を開催致します。
社会環境や世間のニーズ変化が激しい現状を踏まえ、未来創造セミナーでは社会的影響力のある講師(起業家、社会活動家、実務家等)をお招きし、皆様の仕事や生活に役立つ幅広いテーマを扱い情報提供して参ります。
　現在、コロナ禍で厳しい状況にある観光業界ですが、今回は地域の観光商材と旅行者をマッチングするスマホアプリ等の「プラットフォームサービス」事業を展開されているWAmazing株式会社の加藤史子CEOをお迎えし、ご講演いただきます。
加藤CEOには、経営者として逆境を乗り切るための戦略性やピンチをチャンスに変える発想力とリーダーシップに加え、日本観光業のポテンシャルや未来をどう描いておられるのか等幅広いテーマでお話しいただきます。
チームを率いる若手リーダーや逆境を乗り切る戦略的思考、観光業の未来に興味のある方はぜひご参加下さい。

セミナーの概要

「危機をチャンスに変える経営
　　　　〜コロナ禍を経て飛躍する日本観光のポテンシャル〜」

2020年1月25日、中国の武漢で発生したと言われる新型コロナウイルスにより、武漢からの団体旅行者の渡航が禁止され、同2月14日には、ダイアモンド・プリンセス号で感染が拡大し、台湾政府は日本への渡航注意レベル１を発令。これを機に、インバウンド旅行者向けにスマホ上でオンライン旅行会社を運営するWAmazingの危機感は本物になった。
　同3月には、諸外国からの入国がなくなり、4月には緊急事態宣言が発令。 2020年1月と2020年4月のWAmazingの売上を比べると98％ダウン。そもそも、2020年4月は、外国人旅行者数全体の数が前年同月比99.9％ダウン。これは日本が入国外国人数をカウントしはじめた1964年（前回の東京オリンピック）以来、最低数値となった。そして、1年半が経過する現在もその状態が継続している。
　本講演では、インバウンド市場を対象に、2016年7月に創業したスタートアップ「WAmazing」が、何を考え、どう実行してきたか、そして、今後の観光業やインバウンド市場の未来をどのように捉えているか、危機管理、戦略立案、プロジェクトマネジメント等々、未曾有の事態における経営陣と社員たちの取り組みをお話させていただき、その中から、皆様の学びや事業開発のヒントにつながれば幸いです。

講師プロフィール

WAmazing株式会社代表取締役/CEO 加藤史子氏

慶應SFC卒業後、リクルートにてインターネットでの新規事業立ち上げに携わった後、観光産業と地域活性のR&D部門じゃらんリサーチセンターに異動。

主席研究員として調査研究・事業開発に携わる。2016年7月、訪日外国人旅行者による消費を地方にもいきわたらせ、地域の活性化に資するプラットフォ-ムを立ち上げるべくWAmazing株式会社を創業。

WAmazing株式会社
https://corp.wamazing.com/
　
【メディア】
2021/3[Pivot Tokyo] 日本の良さを世界に伝えるために WAmazingの挑戦
2021/3[Tech Crunch] 「旅行需要は必ず復活する」コロナ禍でインバウンド事業の売上98%減を経験したWAmazingが生き残れた理由
2020/10[My Eyes Tokyo] 海外の人たちに日本中を楽しみ尽くしてもらう – 何としても苦境を乗り越え、その思いを実現していきます。
2020/9[LIGARE] スマホ片手に自由な日本の旅を　WAmazingが見据えるMaaSと地方交通の姿とは？
2019/7[Forbes JAPAN] 空港で無料SIMカードを外国人に配りまくる。わくわくするロジック
2019/3[Forbes] Japan’s Startups Are Innovating Inbound Tourism And Business With High Tech
他、多数

未来創造セミナーについて

公開中

セミナーリアルタイム配信（9月16日）

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