講演概要
SDGs達成に向けて、「公共団体」や「教育機関」は一般企業とは異なるアプローチが必要になる。本講演では、当研究会メンバがPMとして実務経験をした「公共団体」における事例や、調査した「教育機関」における事例を紹介する。
1.地方自治体では標準システムの導入検討やDX推進が急務となっており、公共団体の実務事例として地方自治体におけるIT導入(文書管理・電子決裁システム)のプロジェクトにおいて、SDGsを活用した事例を紹介する。
また、北海道胆振東部地震で被害を受けた安平町における企業版ふるさと納税(早来中学校再建)の事例を紹介する。
2. 次に、学校などの教育機関が、どのように SDGsに取り組んでいるか?調査事例をご紹介する。
これにより本講演にて以下のことが得られる。
①公共団体におけるプロジェクト推進上の課題
②上記課題に対するSDGs活用のアプローチ
③上記活用に伴う付帯効果
④教育機関における SDGs推進上の課題
⑤上記課題に対するアプローチ
講演者プロフィール
渡辺 恵士朗 氏
札幌のITコンサルティング会社 マネージャー
PMP®, ITコーディネータ, CISA
2020年- PMI日本支部 ソーシャルPM研究会
2015年- ITコンサルティング会社にて地方自治体を担当
2015年 北海道へUターンし農業経営コンサルタント
2011-2015年 ITコンサルティング会社にて中央省庁を担当
2008-2011年 自動車部品メーカー工場にて原価管理を担当
2008年 早稲田大学人間科学部部卒業
大久保 剛 氏
株式会社野村総合研究所 上級システムエンジニア
PMP
®,ITC,キャリアコンサルタント,認定スクラムマスタ/プロダクトオーナ
2020年- PMI日本支部 ソーシャルPM研究会 代表
2017年- 流通システム部門にて小売業向けシステムのPM,PMOとして従事
2011-2016年 情報システム部にて社内システム再構築のPMとして従事
1989-1999年 (株)野村総合研究所 入社、流通小売業向けシステム開発に従事
1989年 武蔵工業大学工学部経営工学科卒業
講演グループプロフィール
「ソーシャルPM研究会」
当研究会は「社会課題の解決を目的とする活動(ソーシャル・プロジェクト)に適するプロジェクトマネジメント手法を開発し、普及することにより社会の発展に貢献する」ことをミッションとしている。
昨年は大学向け講座開催、および内閣府主催「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」におけるSDGsスタートアップ研究分科会への協力などを通じてノウハウを蓄積し、ブログを開設して情報発信を行なった。
設立8年目となる今年はソーシャルPM手法のブラッシュアップ、更なる普及および実務適用を目指して活動予定である。
PDU値
| Technical | Leadership | Strategic | Total PDU |
PMP® | 0.25 | 0.25 | 0.50 | 1.00 |
※PDU値の一覧は
こちら 配信ページはこちら ※参加申込み(チケット購入)された方は、7月10日以降にアクセスすることができます。