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研究報告講演プログラム

G-18 ソーシャル課題への取組み ①総集編 ソーシャル・プロジェクトマネジメント:10年間の研究開発

ソーシャルPM

 講演概要   
 
東日本大震災からの復興プロジェクト支援の経験から、社会課題の解決を目的とするプロジェクトマネジメント手法(ソーシャルPMと呼ぶ)の必要性を痛感した。

主として三陸沿岸地域の被災状況調査、被災施設の復興計画、などのプロジェクトマネジメント支援に関わってきたが、必ずしも我々が持っているPM標準の活用だけで活動を円滑に推進し、関係者を満足させることが出来なかった。
社会課題への取組みには多様なステークホルダーが関係し、その要求事項が多岐にわたるため合意形成が難しい。
そのような困難を克服するため、デザイン思考のアプローチをベースにしたプロジェクトマネジメント手法を構築し、実際の社会的プロジェクトにおいてその有効性を確認した。
ソーシャルPM手法体系は、デザイン思考をベースに、ステークホルダー・マネジメント、ベネフィット・マネジメント、アジャイル・マネジメント、ポートフォリオ・マネジメント、ビジネスモデル・デザインの6つの構成要素からなる。
この手法を個人のパラレルキャリアまたはセカンドキャリアのデザイン、および企業のCSV活動の方法論、ないしSDGs事業構想のプラットフォームとして提言する。  


 講演者プロフィール  
 
高橋 正憲 氏
 PMプロ有限会社 代表取締役  
 
PMP®, ITIL(F), Agile Scrum(F)
2018年-        PMI日本支部 顧問
2020年-          アドバイザー
2018年-        内閣府地方創生SDGs官民連携プラットフォーム SDGsスタートアップ研究分科会 アドバイザー
2014-2016年   PMI日本支部 ソーシャルPM研究会 代表
2008-2017年  PMI日本支部 理事
2005年-         PMプロ有限会社 代表取締役
1980-2001年  日本IBM株式会社 コンサルタント
1965-1979年  中堅機械製造業 常務取締役工場長
1965年          東京大学数物系大学院修士課程修了
1963年          慶応義塾大学工学部卒業  


藤井 新吾 氏
 一般社団法人情報支援レスキュー隊 理事  
 
PMP®, ITC, MCPC-SMC
2021年-      Code for japan STO事務局PMO
2021年-      中小企業DXのプロジェクト・アドバイザー
2020年-      NPO支援のプロジェクト・アドバイザー
2019年-      国士舘大学経営学部 非常勤講師
2019年-      まちづくり企業家のプロジェクト・アドバイザー
2017年-       IT DART(被災地中間支援団体)理事, PMO
2017-2019年  PMI日本支部 ソーシャルPM研究会 代表
2016年-       MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)人材育成委員会 講師WG長
  


 講演グループプロフィール  
 
「ソーシャルPM研究会」
 
当研究会は「社会課題の解決を目的とする活動(ソーシャル・プロジェクト)に適するプロジェクトマネジメント手法を開発し、普及することにより社会の発展に貢献する」ことをミッションとしている。
 昨年は大学向け講座開催、および内閣府主催「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」におけるSDGsスタートアップ研究分科会への協力などを通じてノウハウを蓄積し、ブログを開設して情報発信を行なった。
設立8年目となる今年はソーシャルPM手法のブラッシュアップ、更なる普及および実務適用を目指して活動予定である。


 PDU値   
 


TechnicalLeadershipStrategicTotal PDU
PMP®0.000.500.501.00

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※参加申込み(チケット購入)された方は、7月10日以降にアクセスすることができます。