【講演概要】
本講演では、中学校・高等学校の現場での「ゼロから生み出す産学連携プロジェクト」の実践の紹介を通じて、これからの教育に求められる「持続価値」構築の方法と、その可能性について考えるきっかけとする。
現在、教育現場には、単なる知識の習得を超え、実社会の複雑な課題に対して自ら問いを立て、解決策を創出する力が求められている。そんな中、筆者の実践では、学校という枠組みを越え、企業や地域社会と深く連携する「越境」を学びの中核に据えている。生徒が社会のリアルな課題に主体的に関わり、多様なステークホルダーと協働しながら共創するプロセスは、単なる社会課題解決にとどまらない彼らの未来創造にまで発展する可能性を秘めている。その意味では、PMIが提唱する「チェンジ・メーカーとしてのPM教育」を体現するものといえる。
不確実な時代において、生徒が自らの意志で価値を創造し続けるための「学びのデザイン」のあり方を、その素地となるNIEの実践も紐解きながら、具体的な産学連携の複数の事例とともに詳述する。
【受講で得られること】
本講演から、次の様な知見を得ていただくことができます。
1.「ゼロからの価値創造」のプロセス
2.「産学共創」の具体的な複数の事例
3.「学校と社会の境界を越境する学びのデザイン」による生徒の意識変容から行動変容の可能性