【講演概要】
AI時代の人材育成は「知識×非認知能力」で再定義される ― 使える知識を価値に変えるマネジメントの力 ― AIの進化により、定型業務は次々と自動化され、人が担う仕事の本質は大きく変化している。これからの時代に求められるのは、知識やスキルといった認知能力だけではなく、創造性、共感力、対話力といった人間ならではの判断や行動力、すなわち非認知能力である。一方で、知識教育の重要性が失われたわけではない。知識は「覚えるもの」から「状況に応じて使いこなすもの」へと役割を変えつつある。
非認知能力は、知識やAIを価値へと変換するための推進力であり、複雑な意思決定や価値創出の中核を担う、人に依存する領域である。これがなければ、どれほど高度な知識や技術があっても、イノベーションは生まれない。
MSOLはマネジメントの専門会社として、知識習得と非認知能力の発揮を分断せず、マネジメントの実践を通じて統合的に育成する研修を行ってきた。目的志向、協働、変革を体験的に学ぶことで、AIでは代替できない判断力と行動力を育てている。
本講演では、AI時代における知識教育の再定義と、非認知能力を軸とした人材育成の方向性を示し、PM・組織双方にとって今取り組むべき実践のヒントを提示する。
【受講で得られること】
1)AIを効率化ツールとしてだけでなく、自身の知識と掛け合わせて複雑な課題を解く「思考のパートナー」と捉え、実務における活用の方向性を正しく判断する。
2)非認知能力がプロジェクトの成否に直結する仕組みを理解し、チームの心理的安全性を高めるために明日から取り組むべき具体的な振る舞いや対話のヒントを習得する。
3)知識を価値に変える目的志向の重要性を再認識し、AI時代においてプロジェクトマネジャーが注力すべき「人にしかできない意思決定」の領域を自ら明確に定義する。