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S-01 価値実現重視へとシフトした時代を生き抜くには
【講演概要】PMBOKⓇガイド第7版および第8版では、それまでの「成果物をいかにうまく出すか」という思考から「Value(価値)をどのように実現できるか」 という思考に大きく変わってきています。そのために価値実現システムの章が設けられたり、原則としてFocus on Valueが制定されたりしています。その中で、価値はプロジェクトの成功の最大の指標とまで言われています。また、アジャイルにおいてもアジャイルマニフェストにてValueを強調しています。では、価値と成果物の具体的な違いは何なのか、そして価値に拘ることによってプロジェクトへの関与の仕方がどのように変わっていくのか。更に、「価値を実現する」ことによって、自分たちやお客様にとってどんな「価値」が生まれるのかという気付きをお伝えできればと思います。【受講で得られること】マネジメントにお於いて「価値実現」することの具体的な効能を知ることができる。
S-02 影響力の法則®を活用したステークホルダーマネジメント~概念的に考えて具体的に行動する
【講演概要】本講演の前半では、ステークホルダーマネジメントで考えるべきポイントとその概要を解説し、重要な考え方として「影響力の法則®」を紹介します。「影響力の法則®」は価値交換による互恵性(ギブアンドテイク)にて、ステークホルダーとの信頼関係を深めて、ステークホルダーに動いてもらうための法則です。ステークホルダーマネジメントでは、互恵性が基本であり、互恵性によって信頼関係を高めれば高めるほど、ステークホルダーはプロジェクトに参画し、そのことによるプロジェクトの成功率は高まり、プロジェクトマネジメントの重要なポイントです。そして、ステークホルダーマネジメントでは、カレンシー(交換価値)を考えることが重要なポイントです。どうすれば、カレンシーを考えることができるのでしょうか。それは、ステークホルダーの具体的な言動から、ステークホルダーの求めている価値を洞察する必要があります。概念的に考えて具体的に行動する、コンセプチュアルスキルにて、ステークホルダーに動いてもらうための適切なカレンシーを見つけることができます。本講演の後半では、コンセプチュアルスキルの概要とトレーニング方法について紹介します。【受講で得られること】1)ステークホルダーマネジメントの概要とそのポイントが理解できる2)影響力の法則®の概要が理解できる3)コンセプチュアルスキルの概要とトレーニング方法が理解できる
S-03 理論と実践をつなげるプロジェクトマネジメント
【講演概要】理論は抽象度が高く、実践に落とし込む際に難しさを感じることがあると思います。具体的な事象と理論を繋ぎ、有効に活用するためのヒントを本講演の中でお伝えしたいと思います。私は2016年から株式会社エル・ティー・エスで様々なプロジェクトを経験してきました。プロジェクトはその定義に示されている通り一つ一つ異なっており 具体的な唯一の状況に置いてプロジェクトマネジメントにおける理論の何を重視すればよいか、判断に迷うポイントも多かったと感じます。これまでの私のプロジェクト経験の中で、成功した経験・失敗した経験をピックアップし プロジェクトマネジメントの理論を用いてとらえ直した時に、再現性のある教訓を学びとして抽出したいと考えています。具体的なプロジェクト経験としては、基幹システム刷新の企画・構想フェーズ、導入フェーズ、運用フェーズなど、様々なフェーズがございます。また、同じフェーズでもベンダーサイド or ユーザーサイド といった立場の違いや、顧客の風土、期待値なども違いもあります。これらの違いがプロジェクトマネジメントにどのような影響を及ぼすかを考察していきます。【受講で得られること】1) プロジェクトマネジメントの理論と、自分が直面している具体的なプロジェクト経験をつなげてとらえることが出来る2)プロジェクトマネジメントの理論に基づいて抽出した教訓を、自身のプロジェクト経験の中で活用することができる
S-04 「歓び」が循環する現場を目指して:標準化とAI共生で挑むPMO主導の組織変革 〜管理の「負担」を「価値」に変える、持続可能なリーダーシップの実践〜
【講演概要】プロジェクト・マネジメントの成功を個人のスキルだけに依存させず、いかに「持続価値」を生む組織へ変革するか。本講演では、PMP® 認定資格者として、属人化による疲弊と停滞に直面した組織において、PMOが標準化、およびAI活用を推進し、変革に挑んだ軌跡を詳述します。導入時、管理者層の期待に対し、プロジェクト実務家からは「管理工数の増加」を懸念する声が上がりました。そこで単なるルールの押し付けではなく、計画策定の敷居を下げ、リスク・マネジメントを具体化する支援に徹することで、現場に「安心感」と「自律性」を育んできました。さらに現在は、AIが分析を担い人間が施策実行に集中する、新たな分業モデルにも挑戦しています。私が目指す「持続価値」とは、関わる全員に「歓び」が生まれ続けることです。仕組み化の理想と現実、およびAI活用の可能性と難所を包み隠さず共有し、組織の仕組みを変えたいと願うPMOやマネジメント層の皆様と共に、次世代のリーダーシップの在り方を考えます。【受講で得られること】1) 標準化を推進する際、プロジェクト実務家の心理的抵抗や工数増の懸念を解消する手法を習得する。2) AI等のテクノロジーを併用し、形骸化したリスク・マネジメントを実効性のあるものへ改善する。3) 「歓び」を軸にしたマネジメントの仕組みを理解し、自組織への導入計画を策定する。
S-05 指示するリーダーから「場」を創るリーダーへ 〜成果を出し続ける組織のリーダーは何を変えたのか?〜
【講演概要】「エース頼みで組織が回らない」「上司に意思決定が集中し、現場が疲弊している」「部門間連携が弱く、全体最適が起きない」。こうした悩みは、仕事の目的・成果といったゴールと、個人の努力が結びつかないことから始まる組織的・文化的な歪みから生まれています。解決の鍵は、大掛かりな制度改革ではなく、日々のプロセスと仕事の進め方を見直すことです。業務の可視化や定期的なふりかえり、そして役職や部門を越えて対話できる「場」を設けることで、現場に気づきが生まれ、自律的に学習と改善を続けるチームへと進化します。本講演では、実際の現場事例とパネルディスカッションの2部構成を通じ、これからの時代に求められる真の「リーダーシップ」について紐解きます。成果を出し続ける組織への変容の要点や、その裏側にあるリーダーのリアルな葛藤に迫り、皆さまが自社で踏み出せる「最初の一歩」のヒントをお届けします。【受講で得られること】・業種業態を問わず、現場力を高める具体的なアプローチが理解できる
S-06 AI時代におけるPM教育 ~ PM知識教育と非認知教育の実践 ~
【講演概要】AI時代の人材育成は「知識×非認知能力」で再定義される ― 使える知識を価値に変えるマネジメントの力 ― AIの進化により、定型業務は次々と自動化され、人が担う仕事の本質は大きく変化している。これからの時代に求められるのは、知識やスキルといった認知能力だけではなく、創造性、共感力、対話力といった人間ならではの判断や行動力、すなわち非認知能力である。一方で、知識教育の重要性が失われたわけではない。知識は「覚えるもの」から「状況に応じて使いこなすもの」へと役割を変えつつある。非認知能力は、知識やAIを価値へと変換するための推進力であり、複雑な意思決定や価値創出の中核を担う、人に依存する領域である。これがなければ、どれほど高度な知識や技術があっても、イノベーションは生まれない。MSOLはマネジメントの専門会社として、知識習得と非認知能力の発揮を分断せず、マネジメントの実践を通じて統合的に育成する研修を行ってきた。目的志向、協働、変革を体験的に学ぶことで、AIでは代替できない判断力と行動力を育てている。本講演では、AI時代における知識教育の再定義と、非認知能力を軸とした人材育成の方向性を示し、PM・組織双方にとって今取り組むべき実践のヒントを提示する。【受講で得られること】1)AIを効率化ツールとしてだけでなく、自身の知識と掛け合わせて複雑な課題を解く「思考のパートナー」と捉え、実務における活用の方向性を正しく判断する。2)非認知能力がプロジェクトの成否に直結する仕組みを理解し、チームの心理的安全性を高めるために明日から取り組むべき具体的な振る舞いや対話のヒントを習得する。3)知識を価値に変える目的志向の重要性を再認識し、AI時代においてプロジェクトマネジャーが注力すべき「人にしかできない意思決定」の領域を自ら明確に定義する。
S-07 感情論を排した組織構造化マネジメント ― 入社後90日の離職を「仕組み」で防ぐプロジェクト手法 ―
【講演概要】プロジェクトの成功に不可欠な「人的リソース」の確保において、最も大きなリスクは「入社直後の離職」です。多くの組織でマネジメントが現場の「勘と経験」に依存しており、新人の戦力化プロセスが不透明(ブラックボックス)になっています。本講演では、外資系企業での多拠点マネジメント経験から導き出した「組織構造化」の理論を解説します。入社後90日間のオンボーディングを一つのプロジェクトとして捉え、個人の特性(本音)をデータ化し、AIを活用して「今日、経営陣やマネージメントが何をすべきか」を自動レコメンドする仕組みを提示します。感情論や属人性を排し、誰が運用しても一定の成果が出る「マネジメントの標準化」を実現することで、組織の投資回収率(ROI)を最大化し、プロジェクトの持続可能性を高める具体的な手法を公開します。PM手法を組織運営に転用することで、中小企業の資産価値を向上させる新しい組織マネジメントのあり方を提唱します。【受講で得られること】1)入社後90日間の離職リスクを定量的に把握し、離職コストを算定する。2)属人性に依存しない、マネジメントを標準化するための構造化プロセスを立案する。3)プロジェクトマネジメントの思考を組織定着に応用し、具体的なアクションへ変換する。
S-08 自走するチームをプロデュースしよう 〜疲弊しない/させない、次世代PM像の提言〜
【講演概要】プロジェクトの持続価値とは、リーダーが去った後もチームが自走し、価値を生み続けられる状態を指す。そのためには、PMは単なる「管理者」ではなく、メンバーに成功体験を与え、自信を育む「プロデューサー」でなければならない。本講演では、ツール連携やAI活用により管理を徹底して自動化し、現場の負担を軽減する「守りのプロデュース」を詳説。さらに、ビジネスアナリシス(BA)の本質である「真の価値探求」を通じて不毛な手戻りを防ぎ、現場が納得して動ける環境を整える「攻めのプロデュース」を提示する。心理的安全性を土台に、誰もが主役として輝ける現場の創り方を共有したい。【受講で得られること】1)ツール連携やAIを活用してプロジェクト管理業務を自動化し、チームメンバーの業務負荷を軽減する仕組みを構築できるようになる。2)ビジネスアナリシスの思考を用いて真の価値を探求し、不毛な手戻りを防ぎつつ、現場が納得して動けるプロジェクト環境を整備できる。3)心理的安全性を基盤に、メンバーの自信を育む「プロデューサー」として、リーダー不在でも自走し価値を生み続けるチームを育成できる。
S-09 PMISは「使うもの」から「一緒に働くパートナー」へ:AIエージェント×PM実務の現在地
【講演概要】PMIS(プロジェクトマネジメント情報システム)は、長らく「データを入れ、レポートを出すツール」でした。しかしAIエージェントの登場により、PMISは自らプロジェクトの文脈を読み、課題を発見し、成果物を生成する「能動的なパートナー」へと変わりつつあります。本講演では、AIエージェント(Claude Code)を活用したPM業務の実践をたくさんのデモでお見せします。議事録からの課題抽出、複数回の定例を横断した変遷追跡、レポート自動生成など、概念ではなく動くものをご覧ください。さらに、現場で見えてきた「うまく回る条件と回らない条件」の実践知もお伝えします。【受講で得られること】1) AIエージェントを活用したプロジェクト情報管理(AI駆動PMIS)の実践方法を説明する。2) AI×PM業務がうまく回る条件と回らない条件を自組織の状況に照らして判断する。3) 議事録や定例報告などの定型PM業務にAIエージェントを適用する手順を実行する。
S-10 なぜプロジェクトの変更対応は止まらないのか? ~修正が常態化したプロジェクトの事例と再設計~
【講演概要】プロジェクトを進める中で、・顧客ヒアリングで追加要望が発生する・競合製品のリリースにより優先順位が変更される・上層部の方向転換により仕様変更が発生するといった状況に直面していないでしょうか。これ自体は珍しいことではありません。問題は、これらを前提とした設計になっていない場合です。その結果、・スケジュールが崩れる・コストが膨らむ・現場の疲弊が進む ということにつながってしまいかねません。「変更をどう扱うかの設計」が曖昧なまま進むことで、結果として疲弊や手戻りが生まれます。私たちは、数多くの現場で同様の構造を見てきました。本セミナーでは、・変更が止まらない構造はどこにあるのか・実際に起きた事例から何が読み取れるのか・変更前提で設計し直すとはどういうことかを整理し、「自社はどこで詰まっているのか」を考える機会にしたいと考えております。【受講で得られること】・自社のプロジェクトにおいて変更対応が止まらなくなっている原因を構造的に整理し、どこで問題が起きているかを特定する。・ 実際の失敗事例の分析を通じて、プロジェクトにおける変更を前提とした設計の考え方や具体的な再設計の視点を習得する。・ セミナーで学んだ視点を自社の状況に当てはめ、現状のプロジェクト課題を解決するための具体的な改善策を検討する。