イベントトップに戻る

[講演概要]研究報告講演

G-06 AIエージェントの最前線 2026 ~ 理論と実践で解き明かすAIの限界と、PMによる「共創化」の実装 ~

研究報告講演
事例・手法
AI

【講演概要】
生成AIは「AIエージェント」へと進化を遂げていますが、長期目標の保持や複雑な環境での例外復帰、トレードオフを伴う指示への適切な優先順位付けには未だ明確な限界があります 。また、人間がAIに対し「正確かつ過不足ない指示」を出すこと自体の困難さも浮き彫りになっています 。  

本セッションの前半(WG1)では、最新のAI動向やゲーム攻略の事例からAIの現在地と限界を整理し 、それらを安全に統制・補完するための概念として「Agent Skills」や「ハーネス(手綱)」といった制御手法を提示します 。  
後半(WG3)では、これら制御概念を実務へ実装する「共進化型ワークフロー」を実演します。人間(PM)がプロジェクトの「意味(Why)」と「責任(Who)」を定義し、それをAIへの制約・技能として注入 。Difyを用いたデモでは、AIによる「逆質問」を通じて曖昧な構想を論理的な「構造データ」へと昇華させ、WBSや実装コードへ具現化するプロセスを詳説します 。AIに実行を委ねつつも、PMが意思決定の聖域を守り抜く 。強力な力をハーネスで制御し、協働を設計する「オーケストレーター」へ進化する、次世代のPM実務の姿を共有します 。

【受講で得られること】
1) 参加者は、最新のAIエージェントの限界(例外復帰や文脈判断の弱さ)を正しく理解し、PMが担うべき「意思決定と責任の聖域」を明確に定義できるようになります。  

2) 参加者は、Dify等を用いた実演を通じて、PMの意志とAIの思考を掛け合わせる「共進化型ワークフロー」を体感し、対話からWBSやコードを高速生成する具体的な実装知見を得ることができます。


講演者プロフィール

     

川田 米太郎 氏  アバナード株式会社 マネージャー


2024年 アバナード株式会社入社 Artificial Intelligenceの部署で、生成AIのビジネス活用推進に従事  
2024年    立教大学人工知能科学研究科 修士過程修了  
2023年    JDLA E資格取得  2013年   アビームコンサルティング株式会社入社 AI Leapセクターで、データマネジメント、AI運用設計、BIシステム再構築、DXロードマップ作成、ネットワーク分析、需要予測、Anti-Money Laundering、海外AI案件支援等に従事  
2010年   日本アイ・ビー・エム株式会社 Business Analytics & Optimizationに異動し、銀行の法人営業支援用データ分析システム構想策定、販促効果分析、メタデータ運用設計などに従事  
2002年   日本アイ・ビー・エム株式会社入社 製造業の生産工程管理システム、自動車リサイクル法対応システム、調達システム、販売システムのシステム開発案件に従事



内藤 睦博 氏  株式会社ソシオネクスト シニアエンジニア


LSI(SoC)開発分野でプロジェクトマネージャーとして活躍し、技術革新とプロジェクト管理の融合に挑戦しています。
2019年にPMP®を取得し、2022年にはJDLA E資格も取得するなど、専門知識の習得に努めるとともに、PMI日本支部においては2021年より「AI@Work」に参加し、2024年からはWG3のリーダーとして先進的な取組みを推進しています。プロジェクトマネジメントにおけるAI活用に強い関心を持ち、生成系AIを活用した業務改善の検討や実践を通じて、プロジェクトの効率化と革新に貢献しています。



講演グループプロフィール


AI@Work


PMI日本支部のAI@Workコミュニティは、AIの適用と活用をプロジェクトマネジメントの視点で探求することを目的に、2020年1月に設立されました。活動は半年ごとのサイクルで行われ、キックオフや振り返りを通じてアジャイルに成果を追求しています。具体的な成果物として、データサイエンスやAIプロジェクトにおけるマネジメントのためのプレイブックを公開しています。2026年は、AIエージェントや共進化ワークフローを新たなテーマに加え、3つの研究チーム(WG1・WG2・WG3)により、AIプロジェクトの成功に向けた包括的な取り組みを進めています。



配信


オンデマンド:7月13日(月)~8月31日(月)


※参加申込み(チケット購入)された方は、7月13日以降にアクセスすることができます。