【講演概要】
北九州市・門司港レトロ地区では、明治・大正期の繁栄と衰退を経た地域資産を活用し、観光地としての再生が進められてきました。その中でも三宜楼は、歴史的価値を有する建造物として保存と活用の両立が求められた事業です。
本講演では、この三宜楼改修事業を題材に、行政プロジェクトに特有の多様な利害関係者との調整、予算執行管理、課題整理、運営体制の構築など、実際の推進過程で直面した論点を取り上げます。単なる施設改修の紹介にとどまらず、行政分野におけるプロジェクトマネジメントの実践ポイントを、具体的事例を通じて紹介します。
【受講で得られること】
1.行政プロジェクトの事例を題材として、複雑な利害関係者環境や制約条件のもとで求められるプロジェクトマネジメントの勘所を理解できるようになる。
2.現場事例から抽出した成功要因・失敗要因をもとに、他領域のプロジェクトにも展開可能な実践知を得られるようになる。