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S-01 安易に混ぜるな!「とりあえずハイブリッド・アプローチでやってみよう」の危険性とその対処法
【講演概要 】 PMBOK®ガイドでも第7版から「開発アプローチとライフサイクル・パフォーマンス領域」において開発アプローチも自分たちのプロジェクトの特性に合わせてテーラリングすることが基本となりました。そして、ハイブリッド・アプローチも定義され、テーラリングの対象となりました。理論的には正しいし、うまく適用すればよい価値を生み出せると思います。ただ、残念ながら日本においてはまだまだ、予測型アプローチのみの経験者が多く、適応型アプローチがどんな特性があるのかを十分に理解しないで組み合わせてしまったハイブリッド・アプローチを採用してしまい、うまく価値を生み出せないケースが多々発生しています。ハイブリッドとは、そもそも組み合わせる両方の特性を十分に知っているからこそ価値を生み出せるのです。適用型アプローチはよくわからないし、いきなり挑戦する自信がない。だったら”とりあえず”自分たちの得意な予測型アプローチとのハイブリッド・アプローチをやってみよう。なんて危険なことを皆さんは実行してしまっていませんか?どう組み合わせると危険なのか、どうすればその危険を回避できるかのヒントをお伝えしたいと思います。【受講で得られること 】 開発アプローチのテーラリングで、ハイブリッド・アプローチを選択する場合に注意しなければならない点を明確にし、その解消法のヒントをお伝えします。
S-02 プロジェクトマネジメント選手名鑑 ~PM人財育成計画の作り方~
【講演概要 】 プロジェクトマネジメント領域のタレントマネジメントを始めましょう。プロジェクトには「変化に敏感で着想力のある人財」「価値の創造に集中する人財」「アジリティを高めることにこだわる人財」「QCDバランスと安定性を保つ人財」など、さまざまなタイプの人財が存在します。それぞれが異なる役割を持ち、個性を活かして互いを補完し合っています。あなたの組織にはどのような人財が不足しているでしょうか。このセッションでは、プロジェクトマネジメント領域のスキルマップを『選手名鑑』のスタイルで紹介します。プロジェクトの人財配置やPM人財の育成計画にぜひお役立てください。【受講で得られること 】 本講演を受講することで、参加者は以下の内容を理解し、実践できるようになります。 ・PM人財をポジション別に分類し、組織に適した人材育成計画を立案する方法を学ぶ。
S-03 あなたのプロジェクトマネジメントは時代に合っている?~お客様と進めるプロジェクトマネジメントの改善事例~
【講演概要 】 システム開発の着実な推進および品質確保への対応など、プロジェクトマネジメントへの重要性が求められています。その中で、企業内や組織内にPMOチームを設置し、第三者的なプロジェクト状況の評価や、効果的なマネジメントの実行、社内のプロジェクトマネジメント要員育成などの仕組み作りを推進している企業が多くあります。一方で、PMOチーム設立から年数が経過し、市場動向や現在の組織としてのあり方の変化、これまで続けてきた中で感じる課題感などから、改善の必要性を感じている企業もまた多くあります。弊社では、過去にプロジェクトマネジメントの型化やPMOの組織作りを支援させていただいた企業を中心に、プロセス改善のご支援もさせていただいております。本講演では、中部地区の製造業のお客様にて、PMOのプロセス評価と、その評価結果から、組織内のプロジェクトマネージャー育成を図るための教育コンテンツ作りなどをお客様とともに進めてきた事例をお伝えし、聴講いただく皆様の組織内でのプロジェクトマネジメントのプロセス改善に向けた機運が高まることを期待しています。【受講で得られること 】 参加者は現在のプロジェクトマネジメントの改善の重要性を理解し、組織内で評価を実施したり、改善に向けたアクションを起こしたりするようになります。
S-04 PJの成功に寄与するビジネスアナリシスアプローチの紹介
【講演概要 】 昨今、あらゆる組織でDXの取り組みが進められていますが、残念ながらそのすべてが成功しているとは言い難い状況です。DXの取り組みを成功させるためには、ユーザー、ビジネスアナリスト、プロジェクトマネージャー、開発エンジニア、デザイナーといった多くの関係者が同じ目標を共有し、協働することが欠かせません。そして、いろいろなステークホルダーの目線を合わせ、協働を働きかけるためにビジネスアナリシスのアプローチが有効です。本講演ではTIPS的にPJに組み込めるビジネスアナリシスのアプローチを紹介します。【受講で得られること 】 ビジネスアナリシスアプローチへの理解。
S-05 開発現場を盛り上げたらトラブル0になった件 〜 エンジニアリングの力を引き出す、PMの秘策〜
【講演概要 】 これからプロジェクト管理ツールを導入される方もすでに導入済みの方も、チームにどうやって活用してもらうか、きっとお悩みのことでしょう。開発業界向けに、Redmineエヴァンジェリストのぼうこばが『8年間トラブル0件』のノウハウを交えながら、プロジェクト管理ツール導入のその前段階で大切なポイントを解説します!【受講で得られること 】 チームにツールを広めるには。ツールを導入する前の大事なこととは。
S-06 Organization Project ManagementーR&DとSalesの連携によるField Researcherの活動ー
【講演概要 】 長期開発における課題としてGEMBA視点の欠如による、事業化と販売戦略ノーハードルがある。また、営業メンバーにとっては、日々の業務が製品販売に直結し、若手メンバーのモチベーションが低下し、離職につながってしまうというリスクもある。それらの課題を解決する一つの取り組みとして、今期開発と営業を連携することによる、GEMBA視点のソリューション創出活動を実践した。この活動は、過去にも様々な形で取り組まれてきた経緯はあるが、いずれもうまく浸透していなかった。それらの原因を分析し、一つに公募という形でプロジェクト化してメンバーをアサインすることで、役割と責任を明確にし、期限を切った形で開発と営業が共通目標に取り組むという企画を立案した。結果として、彼らが創出したソリューションは、いずれも次年度も取り組みを継続するに足るものとして提案され、活動の成果をはかることができたので報告する。一方で課題もあり、こういった課題を次回にどのように活かすかという観点で次なる企画についても講演の中で触れておきたい。【受講で得られること 】 1)組織連携プログラムの課題を理解2)営業と開発が連携したことによる効果を知識として習得3)既存リソースの最大活用についての知見を得る