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[講演概要]研究報告講演

G-13 改革活動に取り組むプロジェクトマネジャーに必要なビジネスアーキテクチャ思考 ~タレントトライアングルのBusiness Acumenを考える~

研究報告講演
事例・手法
ビジネスアナリシス

【講演概要】
プロジェクトマネジメント人材がビジネス価値やビジネス成果を実現することに対してもっと責任を持っていく必要性が、この10年で特に言われてきており、PMIにおいてもタレントトライアングルのモデルでBusiness Acumenとして示されてきた。アジャイルの考え方がプロジェクトマネジメントのフレームワークの中に統合される中で、ビジネス価値実現の重要性も取り込まれてきている。またベネフィット実現マネジメントの手法も拡充され、どう価値またはベネフィットを実現するかの考え方も深堀されてきている。しかし、問題は、ビジネスの機会や問題に対して、どのように将来像としてのビジネスや業務をデザインするかだ。そしてトランスフォーメーションを担当するプロジェクトマネジャーは、このデザインの問題をアーキテクチャレベルで思考する必要がある。こうした背景を踏まえ、本講演では、トランスフォーメーションの推進者としてのプロジェクトマネジメント人材が、理解し関係者と実践していく必要のあるビジネスアーキテクチャベースの改革推進の考え方を議論する。

【受講で得られること】
本セッションに参加することで、参加者は以下のことについて知識を得て説明ができるようになります。

1.    ビジネスアーキテクチャとは何か、またなぜそれはPMにとって重要なのか
2.    プログラムマネジメント、ビジネスアナリシス、エンタープライズアーキテクチャなどのフレームワークとの関係や位置づけ
3.    ビジネスアーキテクチャ・アプローチをトランスフォーメーション活動にどのように適用するか



講演者プロフィール

     
塩田 宏治 氏  株式会社クリエビジョン 代表取締役

株式会社クリエビジョン 代表取締役  30年以上にわたるビジネス経験の中で、ITベンダ、ユーザ企業における業務部門及び情報システム部門を経験し、現在は独立してポートフォリオ・プログラム・プロジェクトマネジメント、ビジネスアナリシスとプロダクトマネジメント、ビジネスリレーションシップ・マネジメント、ビジネスアーキテクチャ、エンタープライズアジャイルの領域を統合して幅広く支援できるコンサルタントとして活動中。ディシプリンド・アジャイル・コミュニティWGリード。PgMP®、PMP®、DAVSC、DAC、SAFe SPC、CBAP®、CPOA、AAC、BRMP®、TOGAF®、CITA-A(Business Architecture)、CSM®、CSPO資格保有者 

講演グループプロフィール


関西ブランチ IT上流工程研究会


私達は「プロジェクトマネジメント」、「ビジネスアナリシス」、「アーキテクチャ」 がそろって初めて、 「ビジネス価値を伴う成功」 へとつながると考えています。これからのプロジェクトマネジャーは様々な専門スキルを持った専門職と協調し、「ビジネス価値を創造するためのプロセス」 をマネジメントしていかねばなりません。本研究会では超上流を含めた様々な領域をまたがっての研究を通じ、真の価値を引き出す手法を研究しています。 IT 業界のプロジェクトマネジャーを中心に、プロジェクトに関わる様々な方の参加を求め、プロジェクトマネジメントをより良く実践するための議論や検討を行っています。

配信


オンデマンド:7月14日(月)~8月31日(日)


※参加申込み(チケット購入)された方は、7月14日以降にアクセスすることができます。