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3.講演内容・講師プロフィール
【講演No.5】結城 智史 様(ゆうき さとし)様 〔合同会社Zest CEO〕
意外と簡単ではない「やるべき事をやる」ということ
リアルタイム配信
日時
2024年11月9日(土)17:10~18:10
講演概要
バブル期に隆盛を誇った社交ダンス業界が数年前から斜陽業界と言われ始め、コロナ禍で一気にその流れが加速しました。社交ダンスはその特性上、広いフロアが必要なのですが日本の中心である東京から社交ダンス専用の広いフロアが消え、いくつかの社交ダンススタジオや関連企業が閉店に追い込まれ業界から撤退しました。社交ダンス人口も大きく減少し、これまでのプロ社交ダンサーの雇用形態の問題も表面化しています。
このような社交ダンス業界を再び活性化させる、つまり人、物資、資本、情報が集まり滞り無く流れるようにすべく日々試行錯誤している中で得られた経験などを、今後新事業に挑戦されるリーダーの方々にご紹介させて頂きます。
成功者による講義では無く泥臭くもがきながら走っている最中の未熟なリーダーの体験談です。
【「やるべきこと」を見つける】
・社交ダンス業界の資本の流れを考察
・業界にとっての顧客は誰なのか?
・顧客から見た業界の現状(業界団体の分裂が落とす影)
・顧客にとって魅力的な業界になるにはどうしたら良いのか?
【「やるべきことをやる」を始める】
・団結は力なり(United we stand, divided we fall)
・業界を魅力的にしていくフェーズの予想
・魅力的な業界になっていくために必要な設備(環境構築)
・今後の業界の展望
【余談(試行錯誤の共有)】
・プロジェクトマネージャーとして学んだ事
講演者プロフィール
1979年福岡県生まれ、高校時代までの多くの時間をバスケットボールに費やす。
東京大学理科Ⅰ類に入学後、同大学の社交ダンスサークル銀杏会に入部。大学3年時から社交ダンススタジオにも通い始め、競技ダンスに夢中になる。
大学卒業後、(株)インクスで約1年間プログラマーとして勤務しつつ、アマチュア競技ダンサーとして全日本ファイナリストとなる。
(株)インクスを退社後、日本最大の競技ダンス団体であるJBDF(日本ボールルームダンス連盟)にてプロフェッショナル転向。スポーツダンススタジオ・アクトレスに約18年間勤務しつつ、プロ競技ダンサーとして全日本ファイナリストになり、数々のタイトルや賞を獲得。
2021年に競技引退後、コロナ禍で浮き彫りとなった社交ダンス業界の諸問題の改善が必要と共感するプロダンサーを集め、合同会社Zestを興し、六本木で社交ダンススタジオ「The Zest」を運営しはじめる。